骨盤矯正治療の専門家が六本木にいます

日常的に経験する身近な痛みやコリから、手術を勧められるような難治性の痛みやシビレまで

どこかが痛かったり、シビレている時、身体が硬くなっていることに気づくことはありませんか?
近年、関節の研究が進み、関節の動きの悪いことが痛みやシビレ等の原因となり得ると判ってきました。

なかでも身体の中心の骨盤にある仙腸関節の動きの異常は、痛みやシビレの根本原因となります。ここの動きが悪くなったり、炎症が起こると、連鎖的にアチコチの関節の動きが悪くなり、何処にでも痛みやシビレ、コリなどを発症するのです。

私の治療では、仙腸関節を初め、それぞれの症状に関係する関節を滑らかに動くように調整してゆきます。これにより痛みやシビレ、コリ等の状を改善することが期待できます。

治療は何をされているのか分からない位のソフトな刺激です。しかし、痛みやシビレ、コリなどの不快な症状が改善します。因みに、この関節の動きはストレッチ体操などで得られる動きとは異なるものです。

レントゲンやMRIを撮り、ヘルニアや脊柱管の狭窄等で神経が圧迫しているように見えたり、膝や股関節の軟骨がすり減って変形している患者さんはたくさんいらっしゃいます。そのような方でも仙腸関節を治療すると、痛みやシビレが改善することが多々あります。
私の外来には「手術をしないと治らない」と診断された方がたくさん来院されています。
そのなかで手術が本当に必要な方は少なく、多くの方は関節を治療することで良くなっています。
検査をしたけれど、異常が見つからず、原因が良くわからないという痛みやシビレも同様です。

5分歩くと痛くて足を引きずっていた方が、良くなって海外旅行に行けるようになる。これは決して珍しいことではありません。
しっかり治療すれば、そんな希望もかなうかも知れません。
良くならないとあきらめたり、手術をする前に、これまでとは異なる視点から治療を受けてみてはいかがでしょうか。

治療内容について

難治性の痛みやシビレの治療では、手術が必要なものとそうでないものの見極めが非常に重要になって来ます。
手術は患者さんにとって大きな負担となるだけでなく、1度手術をしてしまうと元には戻れないためです。
しかし、手術が全く不要でないとは思いません。手術で良くなる方、私が手術をオススメするケースもあります。
私が得意とするところは、例えば、ヘルニア、狭窄症、変形性関節症といった整形外科や整骨院に来院される方の痛みやシビレの根本原因を見極め、適切に治療することです。本当に手術が必要な場合は提携する医療機関をご紹介します。
しかし、私の経験では、その多くが手術や注射をすることなく、痛みやシビレを改善、コントロールすることが可能です。

痛みと関節

慢性的な痛み・違和感がお悩みで当院を受診される方は、すでに医療機関を受診し、検査・診断・治療を受けたが良くなっていないという方がほとんどです。これから受診して頂く治療法は、従来とは異なる考え方で整形外科的な痛みやシビレ、コリなどの改善に有効です。以下はその治療法についての説明です。

関節の動きの悪化が原因のことも

従来、「痛み」「シビレ」「コリ」等の整形外科的な症状は、レントゲンやMRIに写るヘルニア、狭窄、軟骨の擦り減り等の「写真に写る形の異常」が原因と考えられていました。しかし関節の研究が進み、関節の動きの悪化が原因で、「痛み」「シビレ」「コリ」等を発症することがあると分かってきました。

関節が動きの悪化 ⇒ 筋肉の異常な緊張 ⇒ 筋肉の異常な緊張を「痛み」「シビレ」「コリ」等の症状と感じることがあります。

特に骨盤にある仙腸関節(右図参照)は上半身の重さがかかり動きが悪くなりやすく、様々な症状の原因になり得ます。治療では、仙腸関節を始めそれぞれの症状に関連する関節を滑らかに動くようにします。これにより筋肉の異常な緊張が改善され、「痛み」「シビレ」「コリ」等の不快な症状が改善します。治療により症状が変化すれば、その症状は関節の動きの悪化が原因と考えられます。

仙腸関節のしくみ

腰椎を支える骨盤の中央にあるのが、仙腸関節。腰の中央で仙骨と腸骨が結合している部分。仙腸関節には、遊びが2〜3ミリあるが、中腰になって重い物を持ったりすると、仙腸関節に異常な負担が加わり、関節面が少しズレて、固定され遊びがなくなると機能障害を起こす。

治療は痛くない?

ベッドに横向きで寝て頂き、薄手の着衣の上から軽く骨を押し、関節を1~3ミリ動かします(右写真参照)。多くは触れられた程度の感じです。

治療期間について

関節(主に仙腸関節)の状態により治療期間は以下の3つに分かれます。

1 )関節の動きが悪いだけのもの

最も軽症なもの。1~2回の治療で、3週間以内に改善します。

2 )関節の動きが悪いのに加え、炎症も起こしているもの

関節の動きが悪い状態にさらに負荷が加わることで関節炎を起したもの。仙腸関節に起こりやすく、強い症状が出現します。月1~2回の治療により3カ月位で改善します。

3 )関節の動きが悪いのに加え、自律神経の失調を伴う炎症があるもの

関節炎の特殊なものです。冷え等の自律神経失調症状を訴える方が多く、全身のいろいろな部位に痛みやコリ、シビレ等を起こすことがあります。治療しても直後は症状の変化がないことがあり、その多くは2~3ヶ月目より徐々に改善し始めます。症状の部位や強弱が変化し、再発を繰り返すのが特徴です。
完治は難しいですが、症状は軽減し、痛みを少ない状態でコントロールすることが期待できます。

治療上の注意

関節の動きが悪いだけでなく、炎症も起こしていることがあります(上記 2・3)。この場合、最初の2~3回位、治療後に症状が強くなったり、他の部位に新たな症状を感じたりすることがあります(不眠や自律神経の失調、不安状態、鬱傾向にある方は特に症状が強く現れることがあります)。これは約10%の方に見られる症状で、一時的な治癒過程です。

治療頻度

月に1~2回。症状や関節の状態により異なります。最初の3か月くらいは2~3週間に1回の治療をお勧めします。関節炎を起こしている場合は、頻繁に治療を行うと長期経過が良くないため2週間程度の治療間隔が必要です。

改善が期待できる症状の特徴

日により症状の程度や部位が変化する
お風呂に入り温めると症状が軽減する
疲れると症状が増す
1日の中で症状の程度が変化する。(例) 起床後少し痛み、昼近くには楽になるが、夕方また痛む 等

下記の病名と診断された痛み、シビレ、コリ等に有効なケースがあります

【腰痛・下肢痛】

脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、椎間板ヘルニア、分離症、変形性腰椎症、坐骨神経痛 等

【変形性関節症】

変形性膝関節症、股関節症 等

【首痛・上肢痛】

頚部痛、頚肩腕症候群、頚椎ヘルニア、後縦靭帯骨化症、頚椎症、ストレートネック、手の腱鞘炎、肘痛、手根管症候群、ばね指、肩こり、五十肩 等

【その他】

ケガ以外の整形外科的な様々な症状に有効です。

下記の病名と診断された痛み、シビレ、コリ等に有効なケースがあります

原則

安静。治療後3日~1週間は関節が不安定になることがあるため、普段より安静を心掛けて下さい。特に関節炎を起している場合は安静が重要です。
安静とは症状が発症しないように生活することです。

1 )中腰姿勢を避ける

中腰姿勢で不意に力が加わると、仙腸関節の動きが悪くなる可能性があります。中腰姿勢をするときは「今から中腰をする」と意識して行って下さい。

2 )長時間の同一姿勢をとらない

20分以上同じ姿勢でいる場合は前後屈の体操(右図参照)をしてください。

3 )疲れをためない

疲労を感じたら20分位横になり筋肉を休ませて下さい。

4 )冷やさない

仙腸関節の動きが悪くなるだけでなく、冷えが筋肉の異常な収縮を引き起こし、症状が増す場合があります。

上記をご了承の上、受診して頂くことを御願い申し上げます。

❶で上体を軽く前に倒す。深く曲げようと無理しないこと。引き続き、❷で上体を軽く後ろへ倒す。このときも決して無理をしない。❶と❷を3〜4回行い、1セットとする。できれば、1セットを約20分おきに行うといい。

 

骨盤矯正治療

当院での治療は月曜日のみとなり、
時間は18:00~21:00まで
となります。要予約の為、お早めに窓口までお問合せ下さい。

骨盤治療スペシャリスト菊地 順彦先生

日本医科大学付属病院東洋医学学科
東邦大学大森病院東洋医学科痛み外来

現在上記医療機関にて、難治性の痛み、痺れに対する治療を自費にて年間4000人以上行う。

約20〜25分 1回/7,500円(税別)