保険治療

柔道整復師が届け出をしている施術所(接骨院・整骨院)の場合、外傷性が明らかな骨折・脱臼、打撲・ねんざ・挫傷(肉離れ等)に対して、健康保険を使った施術が可能です。(骨折・脱臼の場合、応急手当の場合を除き医師の同意が必要です)

ただ、自分の今の症状が捻挫なのか、挫傷なのか、肩こりなのかを明確に説明できる方は少ないのではないでしょうか?。
極端な話、自分はただの腰痛だと思っていたら、泌尿器系の病気だったということもあります。なので専門家に相談されるのが一番いい方法だと思います。

自分では捻挫だと思っていなくても、日常生活の中で、体の各部位に痛みが出ていたら、それは保険の対象になる可能性がありますので自分の症状がどうなのか?不明な場合は相談してください。当院は提携クリニックがありますので、各専門医に紹介も出来るので安心です。

痛み(ケガ)等の症状改善目的の場合は健康保険の対象となりますが、単なる疲労回復やリラクゼーションを目的とした施術は対象にはなりませんのでご理解ください。

健康保険の保険者から通院状況について問い合わせがある場合があります。

接骨院・整骨院に通院して健康保険を使用して施術を受けた場合、健康保険の保険者から通院状況に関しての問い合わせ(施術内容照会)があることがあります。これは、年々医療費が増加している背景を理由に、その取り組みの一環として健康保険を適正に利用しているかを調査するものです。よくある例として、施術を受けてから3~6か月後に問い合わせの書類が送られてくるため、通院していた時のことを覚えておられず説明に大変困られるケースがあります。

問い合わせの内容は、負傷の原因、施術日数、施術の内容等で、被保険者の方に対して電話または用紙にて実施されます。調査されると『通院してはいけなかったの?』と不安に感じる方もおられますが、そういったものではありませんのでご安心ください。返答内容に不明な点がありましたら、通院された施設に確認するのが確実なので、整骨院に直接届いた用紙を持っていき、どのように記入すると良いのか?聞かれるのが一番安心ですね。

健康保険を使う場合、その内容によって適用または適用外があります。健康保険を使用する患者さんも説明(療養費の支給:現物給付といいます)を受ける必要がありますので、自分の痛みや不調に対して健康保険が対象になるのかどうか?必ず確認をしてから通院を開始するようにしてください。直接お電話でお聞きいただくか、一度通院して相談すれば分かり易いようにも説明致しますので是非お問い合わせください。